マーケティング

こまめにFetch as GoogleをWEBマスターツールから利用する具体例

WEBマスターツールには様々な機能があるが、Fetch as Googleという機能はご存知だろうか?

主に、「該当のWEBページをGoogleへ再クロール申請する」ことができるツールなのだ。また、レンダリング機能を使ってエラーをチェックしてデバッグし、クローラー最適化の効果を高めることもできる。

ここでは Fetch as Googleを利用する具体的なケースについて言及していきたい。

1.特定のWEBページの更新を行った時

例えば、SEOの一環でテキストの書き換えや追加、削除などを行った際、検索エンジン側にいち早くその情報を伝えたいはずだ。そのときに、その該当URLをFetch as Googleを使い申請すれば、なるべく早く、該当のWEBページを検索エンジン=Googleが読みにきてくれるのだ。

実際に弊社の実績では、申請を行わないケースでは2週間ほどGoogleが読みに来るまで時間がかかったが、Fetch as Googleを使って申請した場合、数日でクロールが行われ、検索エンジン側のインデックスもスピーディーに書き換わっている。

2.リダイレクト(ページ転送)のチェック

WEBサイトのリニューアルや、小規模の改修でページをサイト内で移転するなどで、リダイレクトを使うことがあると思うが、その際にも Fetch as Googleは利用できる。

サーバー側でリダイレクトの設定がされているURLの場合、ステータスが「リダイレクトされました」と表示されるのだ。あわせてリダイレクト後URLも新規で申請しておこう。これでリダイレクト時のチェックやURL入れ替えのインデックス促進について、Googleにしっかり通知することができる。

なお、具体的なFetch as Googleの操作方法は以下のサイトを参照いただきたい。
http://bazubu.com/how-to-wmt-fetch-as-google-29204.html

一個づつ申請するのは手間ではあるが、検索エンジンの評価を高めるためにはぜひ活用したいところだ。