企業様よりオウンドメディアとブログの違いをって?という質問をよく頂きます。
オウンドメディアってブログと同じ?
答えは「NO」です。
オウンドメディアが登場したのは最近ですが、ブログはインターネット黎明期からある言葉です。WEBマーケティングにも多く使われ、
ブログマーケティングで一財産を気づいたWEBマーケターもいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、企業、特に中小企業ではブログを活用すべき論は多く提唱されてきた経緯がありますが、結果が伴っていない状態も多く見られました。
今回はブログがんばったけど反響が増えなかったなど、ブログマーケティングにネガティブな方にオウンドメディアとは何ぞやということを知って頂きたいと思っています。
オウンドメディアとブログは使用目的が違う
オウンドメディアもブログも「ホームページ」として大きな括りで言えば違いはありません。
インターネットを閲覧していて、ニュースサイトでも、ポータルサイトでも、もちろんブログでも「ホームページ」です。
「オウンドメディア」も「ブログ」も同じ「ホームページ」という箱であり、”呼び名が違うだけ”なのです。
企業が発信するブログの内容は、企業の内部の情報や、新製品のリリースなどが多くその企業に興味がない場合、一般の閲覧者は見向きもしません。社内への発信に使われていたりする場合もありますが、そういった使い方はそもそも目的と違ってきてしまいます。
また、店舗の場合もスタッフブログという形で発信している場合が多く、近くのお店紹介や、休日の過ごし方などの発信がメインになっています。このような内容もその店舗や会社に興味がない場合、一般のユーザーに見られる機会は少ないでしょう。
オウンドメディアは企業内の情報や、身近な出来事などの発信ではなくその企業の持っているノウハウの発信や、事業内容とはあまり近くない内容でも間接的に結びつくような内容を発信し、潜在的な顧客を開拓したり、企業ブランディングの手助けになったりと様々な効果が見込まれます。
つまり、ブログは社内向けや、既にその企業は知っていて、購入検討している顧客に対して発信するメディア。オウンドメディアはユーザーの問題解決を手助けし、その企業を全く知らないユーザーにも訴求できるメディアという位置づけになってくるのではないでしょうか。